tr
文字列を削除したり置換したりします。置換前後の文字列は1:1となるので、文字列の長さは同じにする必要があります。標準入力になります。
TR(1) BSD General Commands Manual
NAME
tr -- translate characters
SYNOPSIS
tr [-Ccsu] string1 string2
tr [-Ccu] -d string1
tr [-Ccu] -s string1
tr [-Ccu] -ds string1 string2
github
- githubのjupyter notebook形式のファイルはこちら
google colaboratory
- google colaboratory で実行する場合はこちら
環境
筆者のOSはmacOSです。LinuxやUnixのコマンドとはオプションが異なります。
実際に動かす際は先頭の!や先頭行の%%bashは無視してください。
!sw_vers
ProductName: Mac OS X
ProductVersion: 10.14.6
BuildVersion: 18G2022
!bash --version
GNU bash, version 3.2.57(1)-release (x86_64-apple-darwin18)
Copyright (C) 2007 Free Software Foundation, Inc.
使用例
abc 123という文字列を作り、それを標準入力から読み込み、abcをefgに置換します。
%%bash
echo "abc 123" > temp
cat temp | tr abc efg
efg 123
dオプションを用いて文字列を削除します。
%%bash
echo "abc 123" > temp2
cat temp2 | tr -d 123
abc
大体上二つの利用方法が主かと思います。利用する頻度は中ぐらいです。僕はsedの方が好きなので、そちらを使う頻度が高いです。
代表的なオプション
- d : 削除する