2023年の振り返り
2023年は前半と後半で全く違った状態だったので、二つに分けて振り返ろうと思う。
前半
今年の前半は会社員を退職してからの上昇気流にのって、仕事や論文執筆など無難にこなしていった。 LegalWinは順調に有料会員数が増えて、ますます多くの弁護士様、パラリーガル様にご利用いただいている。 大学院生としての論文執筆も、論文が国際会議でアクセプトされた。英語によるプレゼンはかなり緊張したが、なんとか無事にこなすことができた。 企業様からいただいている仕事も、問題なくこなすことができた。
長男が成長し、行動範囲が広がり、手がかかることが増えた。その分ストレスというマイナスの部分が増えたが、我が子と時間を共有するというプラスの部分が大きいので、トータルではかなりのプラスである。
後半
年後半から、ある出来事によって、2019年に退職してからの追い風が始めて向かい風に変わってしまった。
論文も実験や解析は手が進むのだが、それを文章化する作業がどうしても進まない。こんなブログを書いている時間があったら論文に時間を取りなさいと、先生に怒られるかもしれない(これは冗談です)。
企業様との仕事でもコミュニケーション不足が原因で小さなトラブルを生んでしまった。
子どもがさらに大きくなり、何をするにしても手がかかり、ストレスを抱えることが増えてしまった。
子どもがいることで時間が取られるというのは当然のことなのだが、地味につらいなと思うのが、「集中している状態」が中断されることである。私はコーディングや論文執筆、ブログの執筆でも、フロー状態に入って集中的に短期的にこなすことが多い。そのフロー状態中に、子どもが書斎の扉を叩いたり、急に泣き出したりすると、その状態が途切れてしまう。これが進捗を遅らせる大きな問題となっている。妻もなんとかフォローしてくれるのだが、子どもの行動力を甘く見てはいけない。
一度フロー状態が解除されると、それが復活するまでに数日かかることもある。子どものせいにすることは親として最低の行為なので、来年はなんとかこの状態を解決する手段を考え、実行したい。
2024年に向けて
私は「人間万事塞翁が馬」という言葉を座右の銘にしている。長い人生、いいことも起きるだろうし、当然悪いことも起きる。 ただ、その結果が「よい」のか「悪い」のかは、短期的には判断できない。今年の後半はとても辛く、厳しいことの連続であったが、きっといつの日かこの経験が糧になりよい結果を生むと信じている。また、よい結果を生むように日々努力を続けるだけである。
2024年の目標は以下の通りである。
- 家族全員笑顔で、心身共に健康的な生活を送る
- 企業様との仕事を問題なく進め、しっかりとした結果を出す
- 自分のビジネスを拡大させる
- 書きかけの論文2件の査読を通し、博士課程の卒業の目処をつける
- とある大きな仕事の自分の担当分を完成させる
- ブログとTwitterを定期的に更新する
1番目が圧倒的に重要だが、2024年は2023年にできなかった「博士課程」と「とある大きな仕事」の終了に目処をつけ、自分のビジネスに集中したいと考えている。